
うちの子片付けが苦手なんだよねー…

片付けないでどんどん新しいおもちゃを出しちゃったりしますよねー…
子どもが自分でおもちゃを選んで遊ぶようになると出てくる悩みが「片付けない」問題。
自分で場所を分けたりして片付けられるようになるのは4歳前後からと言われていますが、その前から少しずつ習慣にしていきたいところ。
でも、なかなか「片付けようね」と声をかけても片付けてくれないことが多いと思います。
この悩みに対応するには、「子どもがなぜ片付けないか」を考えないといけません。

子どもの行動には必ず理由があります!
そこで今回は、子どもが片付けられない理由とその解決方法を考えてみました。
もちろん子ども全員に当てはまるものではないですが、考え方の一つとして読んでいただけると嬉しいです!
ちなみに、僕の考え方は「モンテッソーリ流 自分でできる子の育て方」で紹介されている考え方に大きく影響を受けています。
子どもの行動やその対応方法などがわかりやすくまとめられた本になっているので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね!
片付けができない理由と解決方法
早速ですが、子どもが片付けられない理由とその解決方法を考えていきましょう。
片付けられない理由として、以下のようなものが挙げられます!
- 部屋にあるおもちゃが多すぎる
- おもちゃをどこに片付けていいかわかりづらい
- 片付けが面倒・つまらない
- 他のことに集中している
- イヤイヤ期

理由がわかれば対応方法も変わってきますよね!

うちの子がどれに当てはまるか考えてみるね!
部屋にあるおもちゃが多すぎる

おもちゃが多すぎて、何から始めていいかわからなくなってしまって片付けができなくなることが多いです。

大人になっても部屋が散らかりすぎると掃除をする気がなくなりますよね…

わかるわー…
子どもにとっても同じで、いろんなおもちゃがありすぎると何から手をつけていいかわからなくなり、結果的に片付けができないという状態になります。
解決策:遊んでいないおもちゃを押し入れに片付ける
おもちゃの量が多すぎてどうしていいかわからなくなってしまっている場合、解決策は「おもちゃの数を減らす」ことです。
子どもって1つのおもちゃにハマって遊び始めると、他のおもちゃでは遊ばなくなることも多いですよね。
最近あまり遊んでないな~と感じるおもちゃは2軍落ちさせて、押し入れの中で少し休んでいてもらいましょう。

急に遊び始めることもあるので、捨てずに押し入れがおすすめです!
目から入る情報量が少なくなれば、遊んだおもちゃを片付けやすくなっていきます!
おもちゃをどこに片付けていいかわかりづらい

おもちゃを出して遊び始めたのはいいものの、どこから出してどこに片付ければいいのかわからなくなってしまうことも多いです。
1つのおもちゃで遊んでから一度片付けて、新しいおもちゃで遊ぶ…なんてことはまだできないので、大量のおもちゃが床に転がっている状態になります。

それをすべて元の場所に戻すのは難易度が高すぎますね…
そのため片付けようにもどこに片付ければいいかわからなくなってしまい、あきらめて片付けなくなってしまうことがあります。
解決策:おもちゃを片付ける場所がわかるようにする
場所がわからないなら、わかるように環境を整えてあげればいいですね!
片付けるときは毎回同じ場所に片付けることと、片付ける場所がわかるように目印をつけることが大事になります。
うちではこちらのアイリスオーヤマのおもちゃ箱を使って、だいたいどこに何をしまうかを決めて片付けるようにしています。


うーん…だいたいは決まってる…のか?

もうちょっと小物のおもちゃを減らしてもいいかも…
このアイリスオーヤマのおもちゃ箱は色で分けることもできる便利な商品なので、とてもおすすめです!
どの箱になにをしまうかは、おもちゃの種類を書いてシールで貼っておいたり、写真やイラストを貼っておいたりするとさらにわかりやすくなります!
片付けが面倒・つまらない

これは大人が片付けられない理由と同じです…。
片付けや整頓が好きな方ももちろんいらっしゃると思いますが、多くの人はあまり好きな作業とは言えないですよね。
それはもちろん子どもも同じ。
他のおもちゃや遊びに気が向いてしまえば、もちろん今まで遊んでいたおもちゃを片付けるなんて面倒でやりたくない…。

面倒だし、片付けは楽しくないし…

早く他のおもちゃで遊びたいし…
つまらないことをやりたくないのはみんな一緒ですよね…。
解決策①:一緒に遊びながら片付ける
片付けが楽しくないなら、片付けを楽しい時間にしてしまえばいい!という考え方。
ぬいぐるみを使って片付けを応援してみたり、片付けの時に楽しく声かけするだけでよろこんで片付けするようになったりします。

どこにあったっけー?と場所を探すゲームにしたり!

楽しい雰囲気にしちゃえば片付けも楽しみになるかも!
「イヤイヤながらやること」じゃなく、「楽しい遊び」に変えることができれば、一気に片付けがスムーズになりますよ!
解決策②:おもちゃの一時置き場をつくる
子どもにとってはおもちゃ箱まで片付けに行くのも遠く感じ、それだけでめんどうになってしまうこともあります。
そこでおすすめの対策方法が、遊び場の近くにおもちゃの「一時置き場」を作ってあげること!
他のおもちゃで遊びたがったら、「遊んでるおもちゃはここに置いておこうね」と近くの場所を指定すると、あっさりおもちゃを片付けてくれることがあります。

親にとってはちょっとの距離でも、子どもにとっては大変なのかも…

一度にたくさんのおもちゃは持てないしね…
最終的にはおもちゃ箱に片付けるので2度手間に感じるかもしれませんが、少なくとも部屋中がおもちゃで埋め尽くされることはなくなります!
他のことに集中している

おもちゃやテレビなどに集中しているときに「片付けよう」と言っても、なかなか聞いてもらえません。
子どもは1つのものに集中するとなかなか集中を別のものにそらすことができないので、こうなると長時間動かなくなってしまうこともありますよね。
ただ、出かける必要があったりするときはずっとそのままというわけにもいきませんよね。
このタイミングでどうしてもイライラしてしまい、無理に片付けさせようとして泣いてしまうという経験がある方も多いかもしれません。
解決策:片付けのタイミングを習慣化する
この問題を解決するには、片付けのタイミングを決めてしまい習慣にしてしまうことが大切になってきます。
ご飯の前、おでかけ前、お風呂の前など、片付けのタイミングを決めてしまうのがおすすめ。
もちろんこの時、「もうご飯だから片付けようね」と毎回声をかけることが重要!
毎回繰り返し説明することで、子どもも「そろそろ片付けないと」と感じてくれるようになります。
1度習慣が身に付いてしまえば、声をかけるだけで片付けてくれるようになっていきます!

それでもおもちゃで遊ぶのが楽しすぎると、動かなくなる時もありますが…

まあ子どもは遊びたいし、毎回スムーズにはいかないよねー…
イヤイヤ期
なんでもイヤイヤになるイヤイヤ期では、片付けもイヤイヤになります。

親としてもしんどい時期だよね…
でも、イヤイヤ期は自分の中のルーティンを崩されるのを嫌う時期なので、ただ言ったことに反発しているようでもイヤイヤの原因がどこかにあります。

子どもの様子をよく観察して、イヤイヤ要因を探してみましょう!
解決策:イヤイヤ期の対応方法を知る
イヤイヤ期は子どもの成長過程でも重要な時期なのと同時に、対応がめちゃくちゃ難しい時期でもあります。
それでも、イヤイヤ期がどのような時期かを知ることで対応方法がわかってくることもあります。
イヤイヤ期に共通して言えることは、「頭ごなしに否定してはいけない」ということ。
否定して怒ってしまったり、すべて親が代わりにやってしまったりすると、子どもの成長の機会を奪ってしまうことにもなりかねません。
まずいったん子どもの言うことを受け入れてあげて、そこから丁寧に説明していくことが1番大切です!

これが難しいんだよねー…

毎日のことですから、ストレスもたまりますよねー…
イヤイヤ期についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、イヤイヤ期にお困りの方はぜひこちらも読んでみてくださいね!
僕のイヤイヤ期に対する対応は、こちらの「モンテッソーリ流 自分でできる子の育て方」という本をお手本にしています。
イヤイヤ期の対応について、モンテッソーリの考え方をもとに丁寧に解説してくれている本になっています。
とても読みやすくわかりやすい本になっていますので、気になる方はぜひこちらの本も読んでみてくださいね!
1番大切なのは怒らない・急かさないこと!
子どもがなかなか片付けをしないと、ついイライラしたり急かしたりしてしまいがち。
でも、子どもは子どもの「片付けできない・やりたくない理由」があります。
その理由を考えずに「早く片付けて!」と言っても前に進めません。

片付けない理由を考えて対応することが重要です!!
子どものことを学んでいくと、子どもはちゃんと自分の世界があって、そこで常に成長するためにがんばっていることがわかります。
なので、頭ごなしに否定したり親の都合を押し付けず、丁寧に話を聞いたり、説明したりする必要があります。
…そうわかっていても、ついイライラしてしまうこともありますが。

理想のパパ像にはまだまだ遠いです…

一緒に成長していければいいんでない?
僕も子どもとたくさん向き合う時間を作っていきます!
まとめ
今回の記事では、子どもが片付けできない理由とその解決方法をまとめてみました。
子どもの成長はすごくうれしいですが、わからないこともどんどん増えていきますよね。
でも、子どもがどういった理由でその行動をしているのかを考えると、対応方法もわかりやすくなっていきます!
仕事・家事・育児で疲れているなか、イライラせずに余裕をもって子どもと接することが難しいこともあるかもしれません。
そんな時にこちらの記事を思い出して、子どもの行動の理由を考えて対応していただけるとうれしいです!
当サイトでは子育てに役立つ考え方や情報、便利グッズなどを紹介していますので、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね!

大変な時もあると思いますが、一緒にがんばっていきましょう!
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