イヤイヤ期のダメな対応は?娘のイヤイヤ実例から対応を考えてみた

子育て全般
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2歳をすぎたあたりから必ずやってくる「イヤイヤ期」。

みなさんはあまりのイヤイヤっぷりに困ってしまうことはありませんか?

シロタ
シロタ

僕は今でも困りっぱなしです…

うさぎさん
うさぎさん

なかなか苦労するよねー、イヤイヤは…

朝起きておむつ交換からご飯、着替え、歯みがき…

ずーっとイヤイヤしっぱなし、なんてこともあります。

でも、このイヤイヤ期は発達段階で必ず必要になる重要な時期でもあります!

そこで今回の記事では、イヤイヤ期を乗り越える方法や、我が家でのイヤイヤ対応策をまとめます!

この記事でわかること
  1. イヤイヤ期の対応方法
  2. 娘のイヤイヤ実例と実際にやってみた対応

イヤイヤ期が大変すぎて困っている、という方は、ぜひ一度読んでみてくださいね!

シロタ
シロタ

大変な時期ですが、みんなで協力して乗り越えましょう!!

イヤイヤ期の対応については、「モンテッソーリ流 自分でできる子の育て方」という本が僕の考え方の根本になっています。

なぜイヤイヤ期になるかやどのように対応すればいいかがわかりやすくまとめられているので、イヤイヤ期にお困りの方はぜひ一度読んでみてくださいね!

イヤイヤ期ってどうして起きる?

うさぎさん
うさぎさん

なんで急にあれもイヤこれもイヤになるの…?

シロタ
シロタ

発達段階でいろいろな刺激に対して敏感になる時期なんですよね…

モンテッソーリ教育において「敏感期」と呼ばれる時期があります。

敏感期とは、

  • ある目的のために
  • ある時だけ
  • 何かに対して
  • 非常に強く反応する

時期のことで、成長に必ず必要になる時期と言われています。

この敏感期は親も大変ですが、子どもは子どもで将来のための社会性や人間関係、才能などを伸ばしていく「これ以上ないくらい重要な時期」になります。

シロタ
シロタ

詳しくはパパイヤ期の特集記事に書いているので、読んでみてくださいね!

イヤイヤ期は「子供の成長にとって不可欠なとても重要な時期」で、「対応次第で成長が大きく左右される時期」と覚えておきましょう!

娘のイヤイヤ期実例(ごく一部)

娘も2歳前まではご飯や着替え、歯みがきなどを嫌がることはほぼありませんでした。

しかし、最近ではこれらすべてのものに対してイヤイヤが発動します。

おむつ交換の場合

シロタ
シロタ

よーし、おむつ替えようねー

娘

やだー遊ぶー

シロタ
シロタ

でもほら、かぶれちゃうからがんばって替えよ?
(抱っこ)

娘

びゃーーーーーーーーー!!!!

シロタ
シロタ

…!!!!

着替えの場合

シロタ
シロタ

今日はどの服を着ようかー?

娘

あれー!
(干してある服を指さす)

シロタ
シロタ

あー…あれはまだ濡れてるから着れないんだよー

娘

やだー、あれ着るのー

シロタ
シロタ

ごめんねー、こっちの服でもいいかな?
(別の服を出す)

娘

びゃーーーーーー!!!!!
(出した服を投げる)

シロタ
シロタ

…!!!!

着替えの場合②

シロタ
シロタ

(ようやく落ち着いた…)
どれ、じゃあ着替えようねー

娘

自分でやるのー

シロタ
シロタ

いいよー、がんばって!

娘

(15分後)
あれー?

シロタ
シロタ

(さすがにもう時間が…)
パパが着せちゃってもいいかなー?

娘

やだーーーー!!
自分で着るのーーーー!!!

シロタ
シロタ

これは…遅刻か…

…とまあ、ごく一部ではありますが、これが日常の1コマですね。

2歳になる前はこんなことはなかったんですが、やっぱりこだわりが強くなってるなーと実感。

ルーティンを崩されるのが嫌だから、この時間はおもちゃで遊びたいし、出かけるときはこの服を着たい!

そんな感じなんでしょうね…。

シロタ
シロタ

これが何度も長時間繰り返されると、さすがにイライラ感が…

うさぎさん
うさぎさん

単発ならかわいいもんなんだけど、一日中こうだとしんどいよねー…

まさにテコでも動かん!という感じで、言葉もあまり耳に入っていないです。

でもまあ、ここで怒ったり無理やり行動してもあまりいい結果にはならないですし、子どもの成長の機会を奪ってしまうことにもなります。

この敏感期にどのように対応していくかがとても難しい課題になりますね…

イヤイヤ期のダメな対応は?

イヤイヤ期でのダメな対応としては、以下のような対応が挙げられます。

ダメな対応例
  • 理由もなく「ダメ!」と言ってしまう
  • 親が代わりにすべてやってしまう(声かけをしない)
  • 急かす
  • 放置しすぎる

理由もなく「ダメ!」と言ってしまう

あまりにも子どもが言うことを聞かずに好き放題動いてしまう場合や、危険な行動をとってしまう場合にやってしまいがちなのがコレ。

でも、子どもにとってはなにがダメなのかわからないまま「怒られた」ということが残ってしまいがち。

理想としては「○○だからダメだよ」と注意してあげることなんですよね。

シロタ
シロタ

そんな余裕がないこともありますが…

うさぎさん
うさぎさん

まあねー、状況によるよね…

子どもはすべてにおいて学んでいる最中なので、できるだけ説明をしてあげることが重要になります!

親が代わりにすべてやってしまう(声かけをしない)

朝仕事に行かなくちゃいけないとき、大切な用事があるとき…。

そんなときにも子どもは自分のことは自分でやりたがったり、ルーティンを守ろうと行動してしまったりしますよね。

でも、そんな時になんの説明もなく着替えや朝の準備を手伝ってしまうのはNG!

自分のルーティンをなんの声かけもなく崩されてしまうと、子どもは余計に頑なになってしまって動かなくなります。

シロタ
シロタ

泣いてしまうとさらに時間が遅くなります

うさぎさん
うさぎさん

悪循環だよねー…

子どものこだわりポイントを把握して、「ちょっと手伝うね」と声かけしてから手伝うようにするのが重要。

これを実践するだけでも、思いのほかあっという間に準備ができることもあります!

急かす

子どもも自分のルーティンやこだわりをこなすことに全力で精一杯です。

その中でママ・パパから「早く!」「急いで」と言われてしまうともうパニックになりますよね。

その言葉をグッと飲み込んで、「〇〇を手伝おうか?」と声をかけてあげたほうが結果的に早く準備ができます。

放置しすぎる

何を言っても聞かないからと言って、放置しすぎてしまうのももちろん良くないです。

離れ過ぎてしまうと子どもも不安になってしまいますし、精神的に不安定になってしまいます。

シロタ
シロタ

子どもの視界に入るところにいるだけで、子どもは安心しますからね

安心した環境の中でやりたいように行動させていると、自分でできることもだんだん増えていきます。

観察しているとどんな行動が苦手なのかもだんだん見えてきますし。

離れるときは、必ず目の届くところから様子を観察するようにしましょう。

イヤイヤ期の対応で意識していること

イヤイヤ期の特徴やダメな対応を知ると、子どもに対する接し方も変わりますよね。

イヤイヤ期のダメな対応を学んだあとは、次のようなことに気をつけて接するようになりました。

意識していること
  • 怒らない・怒鳴らない・急かさない
    (時間と心に余裕を持つ)
  • できる限りやりたいようにさせる
    (注意するときはちゃんと説明する)
  • 手伝う時は声をかける
  • どうしてもだめな時は見守れる範囲で離れる

怒らない・怒鳴らない・急かさない

これが一番気をつけているところでしょうか。

もちろん悪いこと(叩く、物を投げるなど)をするときは注意しますが、怒鳴ったりはしないようにしています。

シロタ
シロタ

怒鳴っても「怖かった」だけで何が悪いのかわからないかなと思うので…

「これはこういう理由だからやっちゃだめだよ」と注意して、なるべく理解してもらうようにしています。

「うんわかったー」といいながら次の瞬間にはもうその行動をしているときもありますが…。

シロタ
シロタ

頑なにごめんなさいを言わない娘です…

うさぎさん
うさぎさん

まあ、まだ理解できないよねー…

とにかく「親の機嫌で対応がばらつく、普段怒られないことで怒られる」っていうのが一番まずいかなーと思っているので、そこには気をつけています。

…もちろん、どうしてもイライラしてしまうことはありますが。

その時はちょっとだけ離れて深呼吸ですね。

「急いで急いで」も余計に娘を混乱させるので、あまり言わないように気をつけていますね。

できる限りやりたいようにさせる(注意するときはちゃんと説明する)

人に迷惑をかけないでできることなら、多少危ないと感じることでも必ず助けに入れる状態にしながら自由にやらせるようにしています。

シロタ
シロタ

遊具で遊んだり、ご飯を作るお手伝いをしてみたりですね!

興味を持ってこれをやりたい!って言ってくれるのはうれしいことですし、できる限りやらせてあげたいですもんね。

ただし、人に迷惑をかけることは極力やらせません。

スーパーで走り回ったり、ボール以外のものを投げようとしたりするときは止めます。

止めて説明をしますが、娘の理解を得られるかは…正直微妙なところ。

シロタ
シロタ

まだまだ小さいですし、1回ではわからないこともたくさんあります。

うさぎさん
うさぎさん

根気よく繰り返し…だね

危なくないように、迷惑をかけないようにしつつやりたいことはやらせて見守り…という感じで接しています。

手伝う時は声をかける

時間がなくてどうしても手伝わなくちゃいけない時は、必ず声かけをして説明します。

シロタ
シロタ

今日は急いでるからちょっと手伝うねーって感じですね

うさぎさん
うさぎさん

けっこう効果あるもん?

シロタ
シロタ

かなり効果ありますよ!

2歳も過ぎるくらいになってくると、あまり話せなくてもこっちの話はけっこう理解しているものなんですね。

説明するだけであっさり手伝わせてくれたりします。

楽しみなお出かけとかならさらに効果は高いですね!

「言ってもわからない、聞いていない」と思わず、しっかり声かけすることがとても大事だなと感じています。

どうしてもだめな時は見守れる範囲で離れる

どうしてもイヤイヤが止まらなくて、どうしてもイライラしてしまう時もありますよね。

そんな時は、一呼吸おいて少し距離を取りましょう。

もちろん、姿が見えない場所まで離れずに見守れる範囲にしておいてくださいね。

子どもにとっても考えることがいっぱいで脳がキャパオーバーになってしまっているので、ちょっと刺激量を減らした方が落ち着くこともあります。

だけど、離れ過ぎてしまうと不安になって余計にヒートアップしてしまうので、逆効果になります。

シロタ
シロタ

お互いちょっと離れて脳をクールダウンしましょう

うさぎさん
うさぎさん

冷静になるのも大事だよね!

まとめ

今回はイヤイヤ期の対応につてまとめてみました。

子育て中に苦労する時期の中でもトップクラスの「イヤイヤ期」。

確かに大変な時期ですが、子供の成長に大きな影響を与える重要な時期でもあります。

そんな大切な時期ですが、親も人間なのでどうしてもイライラすることもありますし、うまくいかなくて悩んだり落ち込んでしまったりすることもありますよね。

でも、どうしてそういう行動をしてしまうのか知っておくと意外と冷静に状況をみられるようになったりします。

シロタ
シロタ

声かけ・説明を意識するだけでかなり楽になりますよ!

それでもどうしてもイライラしてしまったり、疲れ切ってしまったときは、ママ・パパも休む時間を取りましょう。

休んで心に余裕ができると、うまく対応できるようになることもあります。

こちらの記事でどのように時間を作るのかをまとめているので、体力的にも精神的にも余裕がなくなってしまっている方は、一度こちらの記事も読んでみてくださいね!

シロタ
シロタ

大変な時期ですが、みんなで乗り切りましょう!

この記事を書いた人
シロタ

妻と娘の3人暮らし。
リハビリの仕事をしながら子育て中。
最近親バカになりかけている30代。妻曰く「もう親バカ」らしい。
子どもと一緒に遊べるおもちゃや絵本、役に立つ育児グッズなどを実際に使ったものを中心に紹介しています。

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