初めての赤ちゃんを迎える前は、抱っこの仕方からおむつの替え方などなど、わからないことだらけですよね。
特に新生児の身体はとてもデリケートなので、何をするにも気をつけなければいけないことがいっぱい。
抱っこするだけでもめちゃくちゃ緊張する・・・
首がぐらぐらで怖いですよね・・・
ですが、新生児の身体の特徴や気をつけたほうがいいことを少しだけでも知っていれば、赤ちゃんへの接し方が大きく変わります!
今回は、生まれる前にこれだけは知っておきたい最低限の知識をまとめてみました。
- 抱っこやおむつ交換時の注意点
- 赤ちゃんは体温調節が苦手+抵抗力が弱い
- 寝るときの環境に注意
この3つに関する知識はとても重要です。
予備知識を持って接していると、慣れるのもあっという間ですよ!
「もうすぐ赤ちゃんが生まれるけど、まだまだ不安がいっぱい」「何から勉強すればいいかわからず悩んでいる」という方は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
抱っこやおむつ交換時の注意点
首がすわる前は、首をしっかり支える
「首がすわっていない」というのはよく聞く言葉ですが、おそらく予想以上にぐらぐらします。
なので、抱っこの時には首をしっかり支える必要があります。
最初はこの3点を意識するようにしましょう。
抱っこを上達させるには、とにかくいっぱい抱っこしてあげることですね!
不安そうに抱っこしていると、赤ちゃんも察するのかリラックスしてくれません。
「ママのほうがいい」と泣かれても、心折らずにやり続けることが大事。
折れかけるけど・・・
そこで折れないことが大事なんよ・・・
怖がりすぎずに抱っこしていれば、赤ちゃんも少しずつパパに慣れてきてくれます!
股関節(足の付け根)がゆるいので、足を伸ばしたまま引っ張らない
赤ちゃんの股関節(足の付け根)は関節の作りがゆるく、外れやすい状態になっています。
赤ちゃんの足は基本M字になっているので、がに股になっていればOK!
逆に内股になるような動きはNGです。
特におむつ交換のときに、足の先から引っ張るように持ち上げてしまうとかなり危険です!
持ち上げてしまうと大変なの?
最悪の場合、脱臼にもつながりかねません。
必ずひざを曲げた状態で、おしりから持ち上げてあげるようにしましょう。
足はこの状態をキープ!
この脱臼に対するプレッシャーは思いのほか大きく、不器用な人にとっては慣れるまで毎回のおむつ交換が緊張の瞬間になり、冷や汗を流すことになります…
まさしく僕のような・・・
基本的にこの辺りを注意しておけば大丈夫。
逆にやってはいけないことは以下のような動きになります。
1歳くらいになると股関節は安定するので、1年間はひたすら内股に注意です。
僕も最初はおむつ交換がうまくいかず、「パパ失格では・・・」と落ち込んでいました。
絶対に内股になっちゃうんですよ、何回やっても・・・
おしり拭かなきゃ、おむつ履かせなきゃ、やばい、娘めっちゃ泣きながら足バタバタする!ああ、足が内側に・・・!みたいな状況になります・・・
あせるよねー・・・
そんな状態でも、毎日やっているとできるようになっていくもので・・・。
最初は奥さんに足の向きを見ていてもらいながら、徐々に1人でできるようにしていきましょう。
また、生まれる前にしっかりイメージを作っておくことがとても重要になります。
何もわからない状態で始めるより、本で読んだ知識があったほうが身に付くのは早いです!
生まれる前から必ず本を読んで、基本的な育児の仕方を一通り見ておきましょう。
本を読んでおかないと、パパの一歩目でつまずいてしまう可能性が非常に高いです!
こちらの本なら育児全般を写真付きで詳しく解説されているので、初めての子育てを不安に感じている方には非常におすすめです。
僕も生まれる前だけでなく、生まれてからも非常にお世話になった本です
こちらの本以外にも、おすすめの本を別の記事にまとめていますので、育児について学んでおきたいという方はぜひご覧ください!
ちなみに:最初の試練はチャイルドシート
病院を退院し、さあみんなで家に帰ろう!とウキウキしていると、最初の試練が待ち受けています。
そう、チャイルドシートに乗せないと帰れません。
頭を支えつつ、足の向きに注意しながら、初めての赤ちゃんを初めて使う道具に乗せる・・・
不器用パパには難易度高すぎません!!?
そこそこ暑い気温の中、早く涼しい車に乗せなければというプレッシャーがさらに焦りを生み出します。
暑さによる汗と、プレッシャーによる冷や汗で、真夏の炎天下のような汗が出てきます。
結局10分以上かかりました・・・
たぶん、回転式のチャイルドシートじゃなければ詰んでました。
チャイルドシートは回転式がおすすめです。
回転式の中でもおすすめのチャイルドシートをこちらの記事でまとめていますので、ぜひご覧になってみてください!
赤ちゃんは体温調節が苦手+抵抗力が低い
1か月は外出できない
最初の一か月は、まだまだ赤ちゃんの体調が安定しません。体温調節がうまくできないので、気温の変化に対応できないんですね。
また、感染症に対する抵抗力も弱いので、風邪をひいたら一大事です。
なので、一か月の間は外出せず、エアコンなどで室温を調節しながら過ごすことになります。
1か月検診でOKが出れば、少しずつ外出できるようになっていきます。
温度計や湿度計を用意しておくのがおすすめです!
1か月外に出られないのは想像以上に大変
この時期は夜間のミルクの回数も多いし、夜泣きもするしで疲労もたまっていきます。
そして昼・夜問わずにしょっちゅう泣きますし、慣れない育児で精神的にも追い込まれます。
この環境が相当しんどいであろうことは想像ができますね・・・
そんななか、外出できないとなるとあやすのにも限界があるし、逃げ場がないんですよね。
赤ちゃんと2人だけの部屋でずっと泣き声を聞いていると、メンタルがガンガン削られていきます。
自分の体調も悪いなかなので、この時期のママは相当に過酷な毎日を過ごすことになるんです。
これはきつい・・・
妻を守る!という気持ちが超重要です!!
なので、特に最初の1か月はママの体調や精神面に注意し、できるだけ負担を減らすように意識しましょう。
準備できる環境であれば、職場で休みの調整をしておいたほうがいいです。
これらができれば理想ですね。
男性の育休がもう少し取りやすくなることを願うばかりです。
寝るときの環境に注意
これも実際に子どもができるまであまり知らなかったんですが、寝るときの環境には細心の注意をはらう必要があります。
自分で寝返りは当然ながら、顔にかかってしまった布団を取ることすらできないので、本当にそれだけで事故になりかねません。
でも、対策をとることでリスクを最小限に減らすことができますので、寝るときの環境設定には十分注意しましょう。
これらについて、ひとつずつ解説していきます。
掛け布団は基本使わない
掛け布団は顔を覆ってしまうことがあるので基本使いません。
代わりにスリーパーやおくるみ(着る布団みたいなもの)を使います。
冬でも暖房を使っていれば寒いことはないので、逆に温めすぎに注意です。
寒そうだと心配になりますが、体温調節が苦手な時期はむしろ温めすぎが危険です!
マットレスは固いものを使う
ふわふわのほうが気持ちよさそうに思いがちですが、寝返りができない時にふわふわすぎるのも危険です。
万が一寝返ってしまったとき、自力で戻れなくなってしまいます。
マットレスを選ぶときは、必ず寝返りのしやすい固いものを選びましょう。
ベビーベッドの使用が推奨されている
ベビーベッドが一番安心、と言われていますが、うちでは使えませんでした。
当時の家が狭すぎたことが原因です。
その後すぐ引っ越したのですが、その時にはベビーベッドではない環境にすっかり慣れてしまっていたので、結局ベビーベッドで寝ることはできませんでした。
本当はそこで粘って、ベッドで寝る癖をつけられるのが理想なんですが・・・
理想通りにはいかないものですね・・・
そんなわけで、うちには不器用な僕が数時間かけて組み立てたベビーベッドが、ほぼ使われずに寝室を圧迫しています。
こちらのあまり使わなかったベビー用品の記事でも書いていますが、これはレンタルで試すべきだったかな、と思いますね。
添い寝したまま寝ない
添い寝したまま寝ると、赤ちゃんの上に覆いかぶさってしまうリスクがあります。
なので、床に寝るにしてもサークルで囲むなどして「親と寝る布団を別々にする」という対策が効果的だそうです。
あと、お酒を飲んで添い寝も眠りが深くなって異変に気づけなくなりますので危険です。
僕も寝相が悪いので、隣では寝ていません。寝かしつけた後は別に寝ています。
川の字は無理でした・・・
お昼寝にはクーハンが便利
安全面から言うと、基本的にはベビーベッドか布団をサークルで囲むことを推奨しているようです。
でも、部屋が狭いとそれも難しい・・・。それに赤ちゃんが嫌がることも多い。
そんな事情もあり、うちではお昼寝にクーハンを使っていました。
持ち運びできる簡易ベッドみたいなものですね。
夜間のクーハン利用は推奨されていないので、結局夫婦の布団からちょっと離れたところに赤ちゃんの布団を敷いて寝せていましたが、お昼寝の時に使用するだけでも十分役に立ちました。
とても便利なものなので、ぜひ使ってみてください!
寝室の環境や夜泣きの対応については、こちらの「すぐ寝る、よく寝る赤ちゃんの本」が一番わかりやすく解説されています。
夜泣きの問題はほぼすべての家庭で経験されるものになると思うので、こちらの本はぜひ1度読んでおくことをおすすめします!
夜泣きの原因や対策を具体的に説明されている、とてもいい本です!
まとめ
今回は赤ちゃんについて知っておいたほうがいいことを、大きく3つほど書きました。
まだまだ気をつけなくちゃいけないことはいっぱいありますが、とりあえず赤ちゃんを家に迎えた直後は、身体のこと、寝具まわりの環境、部屋の温度を重点的に注意しましょう。
特に寝室の環境や気温に関しては、十分な注意が必要ですね。
あとはとにかく実践あるのみなので、いっぱい赤ちゃんを抱っこして、おむつを替えてあげましょう!
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