首がすわっていない赤ちゃんをチャイルドシートに乗せるのを想像すると、けっこう難しそうなイメージになりませんか?
赤ちゃんの乗せ降ろしを楽にしたい!と考えると、選択肢に入ってくるのは「回転式チャイルドシート」。
でも、この回転式チャイルドシートはいざ探してみると種類はいっぱいあるし、なにより値段が高い!
もうどれを選んだらいいかわからない・・・
そんなときは、まず安全面から考えましょう!
赤ちゃんが生まれた直後から乗せるものですし、「安全性」は最も重視したいところですよね。
安全基準で注意したいのが、新基準である「R129」という基準。現在の基準よりもさらに安全性を重視した基準なので、この基準は満たしておきたいところです。
そこで今回は、
- 回転式であること
- 新生児でも使用できること
- 安全基準「R129」を満たしていること
- 価格が4万円以下であること
この4つの条件でチャイルドシートを厳選しました!
安全性能と利便性を両立させれば、特に1歳までのお出かけがすごく楽になります。
安全性・利便性・低価格の3つすべてを満たしたチャイルドシートを紹介しますので、ぜひ参考にしてチャイルドシートを購入してみてください!
安全基準や回転式の魅力についての解説もありますので、すでにご存じの方は下のジャンプから直接チャイルドシートの紹介をご覧ください。
チャイルドシートの安全基準について
「R44」と「R129」の違い
チャイルドシートには2種類の安全基準があります。それが「R44」と「R129」です。
「R129」のほうが新しい基準で、「R44」から様々な変更がされています。
これらの変更点・追加点により、より身体にフィットし、より安全なチャイルドシートと認定されたのが「R129」基準ということになります。
ざっくり言えば、「R129の基準のほうがより安全!」ということです。
「R44/04」基準のチャイルドシートは製造・出荷ができなくなる
この「R44/04」基準のチャイルドシートは、2023年9月以降の製造・出荷ができなくなります。
ただし、すでに出荷されたものを購入することや、購入したものを使用することは問題ありません。
ちなみに僕は、娘が生まれる前にチャイルドシートを購入する頃、この安全基準に対する知識がありませんでした。
なので、今でもR44/04基準のものを使用しています・・・
もっと勉強しておくべきだったなと反省しています…。
結論:安全性を考えれば「R129基準」のものを購入したほうがいい
R129基準のほうがより厳しい安全基準で製造されているので、価格も当然高くなる傾向があります。
ただ、生まれたばかりの赤ちゃんは首も座っていないし、全身の関節が緩い状態です。
なので、できる限り安全な状態で車に乗せてあげたいところ。
安全面を考えれば、R129基準のものを購入するのがおすすめです!
重要!回転式チャイルドシートの魅力
僕のように不器用な方は、回転式チャイルドシートの購入を強くおすすめします。
赤ちゃんが誕生したら、奥さんと赤ちゃんが退院するときに病院まで車で迎えに行きますよね。
そこで初めて赤ちゃんを抱っこして、チャイルドシートに乗せなきゃいけません。
でも、想像以上に首がぐらぐらしてて怖い!
回転式チャイルドシートじゃなかったら、僕は娘を車に乗せられなかったかも・・・
大げさ・・・じゃなさそう
価格は回転式ではないものと比べれば高かったけど、回転式のものを買っておいてよかったと心の底から思いました。
後悔は安全基準のみ・・・
4万円以下で購入できる、R129基準を満たしたチャイルドシート3選!
回転式の、安全性も安心なチャイルドシートが欲しい!
でも赤ちゃんが生まれるとなるとベビーカーやベビーベッドなどなど、購入しなければならないものがたくさんありますし、出費もかさんでしまいます…。
できるだけ出費は減らしたいところ!
なので、ここからは
- 回転式であること
- 安全基準「R129」を満たしていること
- 4万円以下であること
この3つの条件を満たしたチャイルドシートを紹介したいと思います!
2023年秋にモデルチェンジ!高性能なのに安価な「ターンピットF」:25,473円~
正直R129基準を満たしていてこの価格はびっくりなんですが、ネビオから発売されているこの「ターンピットF」はなんと2万円台です!
1.とにかく驚きの低価格
何度も書きますが、29,800円です。R129基準のチャイルドシートを集中的に調べましたが、この価格は他にはありません。
この機能でこの価格は、正直びっくりしました!
価格だけで検討するならこちらの「ターンピットF」一択といってもいいと思います!
2.広めのヘッドサポートとサイドサポート
低価格といってもR129基準をクリアしているわけですから、安全面も問題ありません。
広めのヘッドサポートとサイドサポートを採用することで、衝撃を分散するしくみになっています。
前方・後方だけでなく、側方からの衝撃にも対応しています!
3.買い替え不要のロングユース
ロングユース対応になっているので、新生児から11歳まで使用することができます。
このロングユース機能が付くとどうしても価格は高くなりがちなんですが、「ターンピットF」にそんなことは関係ありません。
この価格で、4歳になっても買い替える必要がない・・・コスパが高すぎますね。
4.背中やおしりの部分がメッシュ生地を採用
特に夏場の車内は、エアコンをかけても室温が下がらず暑いです。
そんな時に通気性が悪いと、あせもやかぶれなどの肌トラブルが発生する可能性が高くなります。
肌がかゆくなったり痛くなったりする不快感から、赤ちゃんが泣き止まなくなってしまうことがあります。
これは結構あるあるです。
汗をかきやすい場所がメッシュ素材になっているので、皮膚トラブルを予防することができます。
また、カバーを取り外して洗濯ももちろん可能なので、衛生面も問題ありません。
ターンピットFの注意するポイント
・・・見当たりません。
え!?そこは何かあるんじゃないの?
いや、デザインも改良されてるし、特に言うことがない。。。
まじか・・・
以前紹介していた「クルピット ロングユース」は、正直デザインが・・・と思っていました。
ただ、今回の「ターンピットF」はデザインもとても良くなっていると感じます。
そうなると、特にデメリットが見当たりません。
僕も今チャイルドシートを購入するなら、ターンピットFを購入すると思います。
4.ターンピットFのまとめ
低価格で高性能と、まさにコスパが最高に良い商品と言えます。
ネビオの「クルピットロングユース」は売り切れが続出していましたが、こちらは2023年秋の新モデル!
安心して購入できるようになったことで欠点がなくなったと言えます。
まさに安全性・利便性・低価格をすべて満たしたチャイルドシート!
これは本当におすすめできるチャイルドシートです!!
機能性・安全性にこだわりたい方は、「Joie アイ・アーク360° 」:36,191円~
価格だけでなく、機能性にもこだわりたい方は、joie(ジョイー)から発売されている「アイ・アーク360°」がおすすめです。
なんかよくわからない用語が多いよ!
1つずつ、どんないいことがあるかまで解説しますね!
1.回転レバーを両サイドに設置
回転レバーは基本的に真ん中のシート下にあることが多いのですが、慣れるまでは赤ちゃんを抱っこしながらの操作が難しいです。
ドア側からだけでなく、隣の座席から乗せ降ろしをすることもあるので、両側面に回転レバーがあれば便利だなぁ・・・と思っていたら、アイ・アークにはばっちり実装されていますね。
同価格帯のチャイルドシートにはみられない、便利な機能です!
2.ガードサラウンド・セーフティーパネル搭載
いかにも守ってくれそうなネーミングの、「ガードサラウンド・セーフティーパネル」。
強そうな名前だ・・・
この機能により、側方からの衝撃が頭部に伝わりにくくなっています。これで万が一のドア側からの衝撃にも安心というわけです。
安全性を重視する方には非常におすすめです。
3.メッシュ&エアホールにより通気性を確保
ターンピットFの紹介でも触れましたが、通気性が悪いとあせもやかぶれなどの肌トラブルが発生する可能性が高くなります。
このメッシュ素材&エアホールによる通気性の確保は、そんな肌トラブルを防いで、快適なドライブをするのに重要な役割を担います!
写真を見ると、すごく通気性がよさそうですね!
4.キャノピー(幌)、ハーネスホルダー、5点式ベルト付き!
その他のキャノピーやハーネスホルダー、5点ベルトなども非常に便利な機能です!
この価格とは思えない高機能!
4万円以下に限定した場合、ここまですべてそろっているチャイルドシートはアイ・アーク360°だけなので、非常にコスパのいい商品と言えます!
5.注意するポイント
一方、注意するポイントは以下になります。
正直それほどデメリットはないのですが、強いて言うなら4歳くらいまでしか使えない点でしょうか。
長いと10歳前後まで使えるものもあるので、使用期間については多少気になるかもしれません。
ただ、子どもが大きくなってしまえば回転式のような機能は必要なくなりますし、4歳以降のジュニアシートであれば、価格もそれほど高いものではなくなってきます。
大きくなればなるほど、特別な機能がなくても大丈夫になります!
たとえ4歳で買い替えになったとしても、十分にコスパのいいチャイルドシートだと思います。
6.アイ・アーク360°のまとめ
R129の基準を満たしており、さらにチャイルドシートに付いていてほしい機能がほぼ搭載されているのがアイ・アーク360°の魅力です。
価格は4万円ギリギリになってしまいますが、特に安全性・機能性を重視したい方はぜひ購入してほしいチャイルドシートです!
日本製のチャイルドシートがほしい方は「ラクールISOFIX ライト」:38,936円 ~
日本製のチャイルドシートが安心!という方は、リーマンから発売されている「ラクールISOFIX ライト」がおすすめです。
1.日本で製造されている安心感
4万円以下で販売されている回転式チャイルドシートは海外製のものが多いですが、こちらは日本で作られています。
海外で作られているものも安全性には全く問題ありませんが、「国産」という安心感は他の商品にはない魅力になります。
国産のものにこだわりたい!という方にはとてもおすすめです!
2.姿勢が安定しやすい座面
赤ちゃんにとって自然で楽な姿勢を保てる構造になっています。
長時間乗っていても不快感が少なく、その分不機嫌になったり泣き出したりしづらいのは重要なポイントです。
旅行が趣味な方など、よく長距離の運転をする方には大事な要素です
3.衝撃を吸収できる枕を使用
「食パンのようなもっちり感」と表現されています。この枕で万が一の衝撃だけでなく、普段のドライブ中の振動も軽減できるので、赤ちゃんにとってより快適な空間になりますね。
一度座ってみたい・・・
4.注意するポイント
一方、注意するポイントは以下の点になります。
「ラクールISOFIX ライト」はラクールシリーズの中で最も追加機能が少ないスタンダードモデルです。そのため、キャノピーなどの付属品がないなど、他のラクールシリーズ商品と比較してしまうとどうしても見劣りしてしまいます。
ラクールの上位機種ではさまざまな機能がありますが、価格が4万円を超えてしまうのでここでは紹介していません・・・
5.ラクールISOFIX ライトのまとめ
追加されている機能面は少ないですが、R129の基準を満たした日本製のチャイルドシートが43,780円で購入できるのはうれしいです!
日本製の回転式チャイルドシートをできるだけ低価格で購入したい、という方は「ラクールISOFIX ライト」をおすすめします。
おすすめは「ターンピットF」!
これまで3つの製品を紹介しましたが、その中でもダントツでおすすめしたいのが「ターンピットF」です!
正直、これだけ機能が充実していて25,473円で販売されると、メーカーにこだわりがなければターンピットFの1択になります。
どうしてもお金がかかる時期ですから、できるだけ出費は抑えたいところですよね!
安全面も充実してるしね!
ターンピットFは、安全性・利便性・低価格をすべて満たした自信を持っておすすめできるチャイルドシートです!!
まとめ
R129基準に対応しているチャイルドシートは価格が高い傾向にありますが、4万円以下で購入できるものもあります。
その中でも迷った場合、以下のように考えてみましょう!
- 低価格・高コスパにこだわりたい
=ターンピットF(ネビオ) - 性能と価格を両方こだわりたい
=アイ・アーク360°(joie) - 日本製の商品にこだわりたい
=ラクールISOFIX ライト(リーマン)
それでも迷ったときは、ターンピットFを購入しておけば安心です。
「ターンピットF」は新モデルが発売されたことで、一気におすすめしたい商品になりました!
本当にすごい商品が出てきたなという感じ!
赤ちゃんの命を預けるものなので安全性に最大限配慮しつつ、みなさんのこだわりポイントも大事にしながら検討してみてくださいね!
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