赤ちゃんが生まれたら必ず必要になる「粉ミルク」。
でも、粉ミルクって違いがよくわからないけど、値段に結構な差があったりするので選ぶのにかなり迷います。

ミルクってそんなに違いがあるもの?

基本的な栄養素はほぼ変わりませんが、商品によってさまざまな成分が追加されています!
粉ミルクの販売基準は国で定められているので、一定の栄養素は必ず含まれています。
プラスで赤ちゃんにとっていい成分が入っていたり、消化吸収がしやすいように工夫がされていたりするので、そこで商品の違いが発生してきます。
そこで、今回の記事では粉ミルクの成分や、ミルクの形状などの違いをまとめてみました。
さらに、ミルク選びに迷ったときに押さえておきたいポイントを紹介しています。

この記事を読めばミルク選びに迷うことはなくなります!
最初に栄養素や形状の違いを解説していきますので、商品ごとの違いをすぐに知りたい方は下記からジャンプをお願いします!
商品によって成分の違いはある?

そもそも粉ミルクの成分ってそんなに違うの?

基本的な栄養素はほぼ同じですが、各メーカーさんがいろいろな成分をプラスで配合しています!
粉ミルクは消費者庁によって「栄養成分等の基準」が定められていて、その基準を満たしたものしか販売できなくなっています。
乳児用調整粉乳ってなに?(消費者庁)
この基準に沿って作られているので、基本的な成分はほとんど変わりない粉ミルクになっているんですね。
参考までに、現在発売されている7つの粉ミルクの100g当たりの栄養素を一覧にまとめてみました。
ぴゅあ![]() | ほほえみ![]() | E赤ちゃん![]() | はぐくみ![]() | アイクレオ![]() | すこやか![]() | はいはい![]() | |
エネルギー | 514kcal | 506kcal | 512kcal | 512kcal | 523kcal | 514kcal | 518kcal |
タンパク質 | 11.7g | 11.1g | 10.5g | 10.5g | 12.0g | 11.1g | 11.4g |
脂質 | 27.8g | 26.1g | 27.0g | 27.0g | 28.0g | 27.8g | 27.4g |
炭水化物 | 55.4g | 57.7g | 57.5g | 57.5g | 55.8g | 56.1g | 56.8g |
食塩相当量 | 0.38g | 0.36g | 0.36g | 0.36g | 0.30g | 0.38g | 0.36g |
ナイアシン | 4.3mg | 3mg | 3.5mg | 3.5mg | 5.0mg | 5.0mg | 6.7mg |
パントテン酸 | 4.0mg | 4.3mg | 4.0mg | 4.0mg | 4.3mg | 4.0mg | 5.5mg |
ビオチン | 15μg | 12μg | 15μg | 15μg | 16μg | 15μg | 10µg |
ビタミンA | 450μg | 390μg | 410μg | 410μg | 430μg | 450μg | 420µg |
ビタミンB1 | 0.4mg | 0.4mg | 0.35mg | 0.35mg | 0.6mg | 0.4mg | 0.4mg |
ビタミンB2 | 0.8mg | 0.6mg | 0.7mg | 0.7mg | 0.9mg | 0.8mg | 0.6mg |
ビタミンB6 | 0.4mg | 0.3mg | 0.3mg | 0.3mg | 0.3mg | 0.4mg | 0.3mg |
ビタミンB12 | 1.5μg | 2.0μg | 1.5μg | 1.5μg | 1.5μg | 1.5μg | 1.5µg |
ビタミンC | 65mg | 70mg | 60mg | 60mg | 60mg | 60mg | 60mg |
ビタミンD | 8.5μg | 6.5μg | 6.5μg | 6.5μg | 8.3μg | 9.3μg | 7.0µg |
ビタミンE | 4.5mg | 6.2mg | 10.0mg | 10.0mg | 6.0mg | 4.5mg | 4.5mg |
ビタミンK | 23μg | 25μg | 25μg | 25μg | 25μg | 26μg | 25µg |
葉酸 | 100μg | 100μg | 100μg | 100μg | 80μg | 100μg | 100µg |
亜鉛 | 3.0mg | 3.0mg | 3.0mg | 3.0mg | 2.9mg | 3.0mg | 3.0mg |
カリウム | 500mg | 490mg | 495mg | 495mg | 450mg | 500mg | 480mg |
カルシウム | 350mg | 380mg | 380mg | 380mg | 350mg | 350mg | 380mg |
セレン | 7μg | 10.4μg | 7μg | 7μg | 11μg | 7.5μg | 8µg |
鉄 | 6.2mg | 6.0mg | 6.0mg | 6.0mg | 7.1mg | 6.2mg | 6.0mg |
銅 | 0.31mg | 0.32mg | 0.32mg | 0.32mg | 0.37mg | 0.31mg | 0.32mg |
マグネシウム | 37mg | 40mg | 45mg | 45mg | 37mg | 37mg | 40mg |
リン | 200mg | 210mg | 210mg | 210mg | 220mg | 200mg | 210mg |

確かに大きな違いはないね!
日本で発売されている粉ミルクの基本的な栄養素にはほとんど差がないので、どの粉ミルクも安心して赤ちゃんに飲ませてあげることができます。
ではなぜ粉ミルクの価格に大きな違いが出てくるのかというと、その基本的な成分にプラスしてメーカーがさまざまな成分を追加しているからです。
オリゴ糖やビフィズス菌、アミノ酸などの成分を配合したり、たんぱく質を細かくして消化吸収しやすいようにしたりと、各メーカーのいろいろな工夫によって商品の違いを作っています。
その結果、商品価格に違いが出て来るというわけですね。
また、広告費を抑えることで低価格にするなど、成分以外のところで価格を抑える工夫をしていることもあります。
粉ミルクの形状の違いについて
続いて、粉ミルクの形状についての解説をしていきます。

粉ミルクって粉なんじゃないの?

今の時代、粉とは限らないんですよ・・・
現在の粉ミルクは従来の大きな缶に入ったものだけでなく、スティックタイプやキューブタイプ、液体タイプのミルクが販売されています。
形状によって使い勝手も全く違ったものになってきますので、ミルクの成分や価格だけでなく、自分にとって使いやすい形状かどうかというのもミルク選びの重要なポイントになります。
粉ミルク:スティックタイプ
1回量ごとに袋が分けられているタイプです。
外出時に持ち歩きやすく、軽量が入らないことがメリットになります。
- ぴゅあ
- はぐくみ
- E赤ちゃん
- アイクレオ
- すこやか
- はいはい
粉ミルク:キューブタイプ
キューブタイプは、粉末状ではなく、キューブ状に固めてあります。
キューブ1つにつき40mlと決まっているので、計量がいらないというメリットがあります。
また、粉がこぼれる心配もないので持ち運びがしやすいのでとても便利です。
これは「ほほえみ」からしか発売されていない商品になります。
- ほほえみ
液体ミルク:缶
最近のミルクは液体の状態でも販売されています。
このタイプの商品のメリットは「お湯を持ち歩く必要がない」ことです。
普通の粉ミルクは安全のために70℃以上のお湯で溶かす必要がありますが、すでに液体になっているこの商品であればお湯で溶かす必要がなく、そのまま常温で飲むことができます。

賞味期限も12カ月と長いので、特に災害時の備えとしてもおすすめです!!
- ほほえみ
- すこやか
さらに、ほほえみの場合は専用アタッチメントを使用すればほ乳びんに移す必要がないという便利さがあります!
液体ミルク:紙パック
液体ミルクは紙パック入りのものも「アイクレオ」より発売されています。
こちらの商品もほ乳びんにそそぐだけで簡単に飲めるので、お湯を持ち歩く必要がありません。
こちらも6カ月間と長期の保管が可能で、災害時の備えにもおすすめです。
- アイクレオ
液体ミルク:パウチ
「はぐくみ」からはパウチタイプの液体ミルクが発売されています。
こちらもほ乳びんにそそぐだけですぐに飲むことができるので、お湯を持ち歩く必要がありません。
賞味期限が12カ月となっているので、災害時の備蓄としてもおすすめです。
- はぐくみ
粉ミルクの商品による違い
ここからは各商品ごとの特徴を解説をしていきます!
現在日本で発売されている、乳児向けの粉ミルクは7種類ほど。

先ほどの成分表にまとめた7つの粉ミルクです!
基本的な成分以外のところでそれぞれに特徴があるので、1つずつしっかり紹介していきます!
明治 ほほえみ
特徴:キューブタイプ・液体とバリエーションが豊富
明治ほほえみの最大の特徴は、商品のバリエーションが豊富なこと。
缶タイプのほか、キューブタイプ、液体タイプと様々な商品が発売されています。
どんな状況でも飲みなれた味のミルクを飲むことができるのは大きなメリットです。

慣れてないミルクは飲まないことも多いもんね・・・

災害などの緊急時にも非常に便利な商品だと思います!!
自宅はもちろん外出先や緊急事態の時でも変わらないミルクを飲ませてあげたい方におすすめです!
雪印メグミルク ぴゅあ
特徴:価格が最も安く、家計に優しい
雪印メグミルクの「ぴゅあ」の特徴は、なんといってもその安さ!
他の商品は2,000円以上しますが、ぴゅあは1,800円前後とかなりの低価格です。

もちろん赤ちゃんに必要な栄養素はしっかり含まれています!
その安さの秘密は「広告費をかけていないから」とのこと。(公式ホームページより)
日ごとにミルクの消費量も増えますから、価格が安いのはとてもありがたいです。
できるだけ費用を節約したい方におすすめのミルクです!
森永乳業 はぐくみ
特徴:赤ちゃんの免疫力を高める成分が豊富
森永乳業といえば、ラクトフェリンをはじめて粉ミルクに配合した企業です。
この「はぐくみ」にもしっかりラクトフェリンが含まれています。
ラクトフェリンは赤ちゃんの免疫力に関与し、病原菌から赤ちゃんを守る効果があると言われています。
ラクトフェリンについて(森永乳業公式ホームページ)
さらにオリゴ糖やビフィズス菌を配合することで、消化をしやすくする工夫もされています。
赤ちゃんの免疫力を高めたい方におすすめのミルクです!
森永乳業 E赤ちゃん
特徴:赤ちゃんの消化に優しいミルク
森永乳業「E赤ちゃん」の特徴は、たんぱく質を細かく分解した「ペプチドミルク」であること。

ペプチドミルク??

ペプチドミルクはたんぱく質をすりおろしたイメージらしいです。
固形のたんぱく質より、すりおろされたたんぱく質のほうが消化に良いのはなんとなく想像できますね!

なるほど・・・
消化に優しく赤ちゃんのおなかの調子を崩しにくいミルクなので、おなかの調子を崩しやすい赤ちゃんにおすすめできるミルクになっています。
ちなみに、「はぐくみ」に配合されているラクトフェリンやオリゴ糖などは、すべてE赤ちゃんにも含まれています!
アイクレオ バランスミルク
特徴:母乳と併用している方におすすめのミルク
様々な成分や塩分量を、限りなく母乳に近づけたミルクです。
色や味、香りまで母乳に近づけているとのことなので、赤ちゃんにとって飲みやすいんだと思います。
そのため、母乳と粉ミルクを併用している方におすすめです!
ちなみに、アイクレオの紙パックもアタッチメントをつけることでほ乳びんに移し替える手間なく飲ませてあげることができます。
ビーンスターク すこやか
特徴:多くの成分を追加した、最先端のミルク
ビーンスタークは母乳研究を行っており、これまでにシアル酸、母乳オリゴ糖、リボ核酸などの母乳成分を日本で初めて粉ミルクに配合してきた実績があります。
それだけでは止まらず、2019年に「オステオポンチン」、2022年に「ホスファチジルセリン」の配合に成功しています。

オステオ・・・?なんのことだかわからん・・・

オステオポンチンは免疫機能、ホスファチジルセリンは認知機能の発達に関与すると言われています!

・・・難しいな、簡単に言うと?

とても身体に良い!!

ざっくり過ぎる!!

詳しくはこちらで確認をお願いしまーす!
- オステオポンチンとは(雪印ビーンスターク公式ホームページ)
- ホスファチジルセリンとは(雪印ビーンスターク公式ホームページ)
最先端の研究結果が凝縮された粉ミルクです!
最先端の研究に基づいた、身体に良いミルクを飲ませてあげたい方におすすめのミルクです。
和光堂 はいはい
特徴:母乳に近いたんぱく質バランスに調整されたミルク
和光堂の「はいはい」も、母乳に近づけた成分が特徴のミルクです。
牛乳由来ではどうしても消化しづらいたんぱく質を分解したり、たんぱく質のバランスを母乳に近づけることで消化しやすいミルクに仕上げています。

牛乳じゃ全然成分が違うもんね・・・

メーカーのみなさんの努力で、赤ちゃんのおなかが守られているんですね!
ビタミン・ミネラルなども母乳に近い配合になっています。
また、「ぴゅあ」ほどではないですが価格が比較的安めなこともありがたいポイントです。
こちらも出費を抑えたい方におすすめのミルクです!
粉ミルク選びのポイント

結局どれを選べばいいんだろう?

重視するポイントをまとめたので、そこから自分が一番優先したいものを選びましょう!
日本で売られている粉ミルクはどれも安全・安心で、基本的な成分にも大きな差はありません。
なので、どこに重点を置くか、優先順位を決めることが重要になってきます。
- おなかを壊しやすいので、消化に良いものがいい
→E赤ちゃん、はぐくみ - 母乳と併用するので、母乳に近いものがいい
→すこやか、アイクレオ - どんなときでも対応できるように、種類の多いものがいい
→ほほえみ - とにかく価格を抑えたい
→ぴゅあ、はいはい
この4つのポイントのうち、どれを優先したいかを考えてみましょう!

ポイントを1つずつ解説していきますね!
おなかを壊しやすいので、消化に良いものがいい
消化に良いミルクを選ぶ場合、おすすめは「E赤ちゃん」や「はぐくみ」になります。
たんぱく質を分解して消化しやすくしたり、オリゴ糖やビフィズス菌を配合するなど、消化について考え抜かれた商品になっています。
価格がほかのミルクより高めにはなってしまいますが、おなかの調子が気になる赤ちゃんにはとてもおすすめです!
母乳と併用するので、母乳に近いものがいい
母乳に近い成分にこだわっている商品は、「すこやか」や「アイクレオ」になります。
母乳の研究を行い、母乳にできるだけ近づけた粉ミルクになっているので、母乳と併用している方や、免疫力が気になる方にはこれらの商品がおすすめです!
どんなときでも対応できるように、種類の多いものがいい
どんな状況にも対応できるラインナップになっているのは「ほほえみ」です。
粉ミルクのほか、キューブタイプ、液体タイプが発売されており、外出先や万が一の災害時などに対応できます。
このバリエーションの豊富さは、他のミルクにはない強みです。
とにかく価格を抑えたい
とにかく出費を抑えたい場合は、「ぴゅあ」や「はいはい」がおすすめです。
その他のミルクが2,000円台以上なのに対して、この2つの商品は1,700円~1,800円程度で購入できます。
毎日ミルクを作っていると意外とあっという間になくなってしまうので、価格で選ぶというのも重要な選択肢になります。
おすすめしたい粉ミルクは「ほほえみ」!
ここまで7つの粉ミルクの解説をしてきましたが、僕が一番おすすめしたい粉ミルクは「ほほえみ」です!
いろいろなミルクを試供品なども含めて試しましたが、ミルクが変わると慣れるまでに時間がかかり、あまり飲まなくなってしまうことがありました。
どんな状況でも飲み慣れたミルクを飲ませてあげたい、と考えたときに、「ほほえみ」の商品バリエーションが決め手になりました。

僕ら夫婦が重視したのは、どんなときでも対応できることでした
僕ら夫婦は東日本大震災の時に被災し、1週間ほど水・電気・ガスなしの生活を送った経験もあります。
そういった経験から、災害時に備えたいという気持ちが強いことも「ほほえみ」を選択した理由です。
普段からほほえみを飲み慣れていれば非常用の液体ミルクの味にも慣れていますし、子どものストレスを最低限に抑えることができるかも、と考えました。
液体ミルクとアタッチメント・キャップは、災害に備えて必ず常備しておくことをおすすめします!
まとめ
今回は粉ミルクの違いや選び方について書いてみました。
粉ミルクは各メーカーさんがいろいろな工夫をしており、それぞれの商品に特徴があります。
迷ってしまうこともあると思いますが、そんな時は
この4つのポイントのどれを重視したいのかをよく考えてみましょう!

このポイントを押さえていけば、きっとあなたにぴったりなミルクが見つかります!
ぜひこの記事をミルク選びの参考にしてもらえたらうれしいです!
ミルクの作り方について知りたい方は、ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね!
ミルク作りに便利な電気ポットをまとめた記事もありますよー!
こちらの記事では海外製の粉ミルクについてまとめていますので、オーガニックにこだわったミルクに興味のある方は、こちらの記事も読んでみてくださいね!
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