赤ちゃんが生まれたら毎日必要になるミルク作り。
でも、意外とミルクの作り方や注意点って知らないことが多いです。

衛生面も気をつけたいし、できるだけ早く作ってあげたい…

そんな悩みを解決する方法はこちら!
- 「湯冷まし」を作り、ミルク作りに活用
- 市販の「赤ちゃん用の水」を使う
- 「ウォーターサーバー」を導入する

2と3は経済的にかなり厳しくない?

なので、おすすめは1の湯冷ましを利用する方法ですね!
僕もミルク作りの時は湯冷ましを活用して、手早く簡単にミルクを作っていました。
湯冷ましはいくつかの注意点を守れば簡単に作れて経済的な負担もほぼないので、おすすめの方法です。

特に夜間のミルク作りがかなり楽になりますよ!
今回の記事では湯冷ましの作り方や注意点を解説していきますので、ミルク作りで悩んでいる方はぜひ読んでみてくださいね!
ミルク作りの悩みを解決して、少しでも子育ての負担を減らしましょう!
湯冷ましについて
そもそも湯冷ましって何?

そもそも湯冷ましって何よ?

簡単に言えば、一度沸騰させたお湯を冷ましたものですね!
なんで1度沸とうさせる必要があるかというと、水道水にはカルキ(塩素)が含まれているので、そのまま飲ませることはおすすめできないから。
一度沸とうさせればカルキは抜けるので、沸とうさせたお湯を冷やして湯冷ましにしておけば、安心してミルクを作る水に使えるというわけです。
ただし、注意点もあります。
- 10分くらい沸騰させ続けないと完全にカルキが抜けない
- カルキが抜ければ殺菌効果も減るので、日持ちしない
カルキ抜きに関しては、最近発売されている電気ポットはカルキ抜き機能を搭載しているものが多いので、あまり気にならないと思います。

カルキ抜き機能があるものを購入するようにしましょう。
また、湯冷ましは日持ちしないので、24時間を過ぎたら新しい湯冷ましを作り、交換するようにしましょう。
湯冷まし作りに必要なもの
湯冷まし作りは、手間を考えなければ水道水を「やかん」などでじっくり10分ほど沸とうさせ、それを冷やせば完成します。

でも、毎回やかんで沸とうさせるのはめんどくさそう…

そんな時は「カルキ抜き」機能がついた電気ポットがおすすめ!
こちらの象印「優湯生」CV-GA22なら、再沸とうの操作をしなくても、自動でカルキ抜きをしてくれます!
さらに、ミルクを作るときに適温となる「70℃保温設定」ができればとても便利なので、この2つの機能が搭載されている電気ポットを選びましょう。

もちろん「優湯生」CV-GA22なら、70℃保温ができますよ!
- カルキ抜き機能があること
- 70℃保温設定ができるもの

この機能があれば無敵です!
電気ポットについて、詳しくはこちらの記事で紹介していますので、電気ポットの購入を検討している方はこちらもご覧ください!
湯冷ましの作り方
ここからは湯冷ましの作り方を説明します!!
・・・といっても簡単な手順で、
- 電気ポットややかんで、カルキが抜けるまで水を沸騰させる
- 別容器に移し、お湯を冷ます

これだけです…

めっちゃ簡単。。。
カルキ抜き機能がある電気ポットなら、ポットに水を入れるだけです。あとは自動で沸とう、カルキ抜きまでやってくれます。
そして沸騰したお湯を清潔な別容器に注いで、冷蔵庫で冷ませばOK。
保存方法は常温・冷蔵どちらでも大丈夫ですが、必ず24時間以内に使い切りましょう。使い切れない場合は捨てて、新しい湯冷ましに交換してくださいね。

消毒作用があるカルキが無くなるので、日持ちはしません

毎日の日課にしようね!
湯冷ましを作るメリット
24時間以内に新しいものを作らなくちゃいけないのは面倒と思うかもしれませんが、作っておくととても大きなメリットがあります。

それは、ミルクをあっという間に適温にできること!!
これに尽きます!
特に夜中ミルクを作るときにとても便利!!
夜に赤ちゃんが泣きだし、自分も眠いなか、70℃のお湯でミルクを作り、冷めるまで流水で冷まし続けるとなると…これはしんどい!!

ひたすらほ乳びんに水をかけても、なかなか冷めないんですよ・・・

ひたすらほ乳びんをくるくるー…
赤ちゃんが泣いてると焦るし。
でも温度が下がりきらないままでは危険なので慎重に冷やさなければいけないし。
でも、作る量の3分の2くらいのお湯で粉ミルクを溶かし、そのあとに足りない分の湯冷ましを追加すれば…あっという間に飲みごろの温度のミルクができるわけです!
これだけでも夜間のミルクの負担が大きく減らせますので、ぜひ湯冷ましを作ることをおすすめします。

一度使ったらやめられませんね!!
ちなみに①:ミルクの温度ってどうやって計る?

飲みごろの温度ってどうやって計るの?毎回温度計を使うわけじゃないよね?

基本的には腕の内側にミルクを垂らして温度を確認します!
飲みごろ温度は40℃前後なので、腕に垂らして熱くも冷たくもなければ飲みごろ温度になります。
でも、そんなんじゃわかりにくいわ!という方は、
このほ乳びんに張り付けて温度を計る商品がおすすめです。

妻には「いるのこれ?」と言われましたが、僕は使いました!
ちなみに②:ミルクを小分けにしておくとさらに早く作れる
夜中に粉ミルクを計量するのも、毎回となると結構な負担になってきます。

焦ってこぼしたりするとさらに大惨事に…

床にこぼすとベタベタになるよねー…
そんなことにならないよう、寝る前に夜間分の粉ミルクを計量しておきましょう!
専用の容器が販売されていますので、この容器を使えば衛生面で気になることもありません。

面倒な作業を寝る前にやっておくことが、睡眠時間を確保することにつながります!
湯冷ましを使ったミルクの作り方
①:一度沸騰した70℃以上のお湯でミルクを溶かす
湯冷ましを使ってミルクを作る場合も、まずは1回沸騰させた70℃以上のお湯で粉ミルクを溶かさないといけません。
これはお湯じゃないと粉ミルクが溶けないからというだけではなく、粉ミルクが完全に無菌状態とは言い切れないため殺菌する、という目的があります。

現在の技術でも、完全に無菌というわけにはいかないそうです。
エンテロバクター・サカザキという菌や、サルモネラ菌などが危険な菌として挙げられていますが、どちらの菌も70℃以上のお湯で作れば殺菌できるとされています。
詳しく知りたい方は、下記の厚生労働省が出している参考資料を読んでみてください。
参考資料:乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン(厚生労働省)

どちらも危険な菌ですから、必ず70℃以上のお湯で作るようにしましょう!

これは本当に危ない菌だ…
②:湯冷ましを足して、量と温度を整える
70℃以上のお湯で完全にミルクを溶かしたら、作っておいた湯冷ましを足して、量と温度を整えます。
それでも熱いときは、流水で冷やすようにしてください。
温度が気になる方はこちらの商品の出番ですよ!

ずいぶん押すね・・・

だって便利だったから・・・
飲みごろの温度になれば完成です!
市販の「赤ちゃん用の水」はどう?

湯冷ましの作り方は簡単な手順とはいっても、毎日お湯を沸かして保存したりする時間もなかったり、ポットや保存容器の衛生面が気になったりする方もいると思います。
そんなときは、市販の「赤ちゃん用の水」を使用すれば、加熱殺菌済みなのでそのままミルク作りに使うことができます。
でも、これは値段も高いので、基本的に外出時に使うことがほとんどですね。
外出時は保温機能がある水筒にお湯を入れ、それとは別に赤ちゃん用の水を持ち歩いています。

ドラッグストアなどですぐに買えるので、とても便利です。

毎回使うっていうわけにはいかなそうだね…
「ウォーターサーバー」は便利だけど高い!

普段から手間もなく安心して水を使いたい!という方は、思い切ってウォーターサーバーを導入してしまう方法もあります。
ウォーターサーバーの水は殺菌処理やろ過を徹底的に行っているので、安心してミルクを作ることができます。
温かいお湯もすぐに出すことができますし、ミルク作りは一気にストレスフリーに!

…でもけっこう高いよね?

もちろん、値段も含めてメリット・デメリットがあります。
僕は予算の都合上使えませんでした!

使わなかったんかい・・・
でも、ウォーターサーバーを使っている友人曰く「とても便利」とのことなので、検討する価値はあります。

あこがれのウォーターサーバー・・・

まあ、使わなくても何とかなったからいいじゃん!
まとめ:湯冷ましは簡単・便利・経済的!
今回の記事をまとめるとこんな感じです!
- 湯冷ましは沸騰させたお湯を冷ましたもの
- 沸騰させるのはカルキを抜くため
- カルキ抜き機能がある電気ポットを選ぶと楽
- カルキを抜くので24時間以内に使い切る必要がある
- まず70℃以上のお湯で粉ミルクを溶かし、湯冷ましを追加して温度を調節する
- それも手間ならウォーターサーバーを導入するとすごく楽だけど高い
- おでかけの時は市販の赤ちゃん用の水が便利
特に新生児のうちは何かと時間に追われてしまい疲労もたまりやすいと思いますので、できるだけ手間を減らせるようにしていきましょう!

ぜひいろいろな方法を検討してみることをおすすめします!
ちなみに、こちらの記事ではミルクの成分や形状、種類などさまざまな点から粉ミルクを比較していますので、ミルク選びに悩んでいる方はこちらもぜひ見ていってください!
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