1歳前後になると、おもちゃを「握る」から「つまむ」に変わり、指先を器用に動かせるようになってきます。
おもちゃを「つまむ」ことができるようになると、遊べるおもちゃにも変化が出てきます!
おもちゃをつまめるようになってきたら、次のおもちゃには「型はめパズル」がおすすめです。
型はめパズルには、指先の器用さや空間を認識する力などを育てる効果があります。
これらはスプーンやおはしを使ってご飯を食べたり、ペンで絵を描いたりするときに必ず必要になってくる能力です。
型はめパズルは、これらを効率よく練習できる、優れた知育玩具なんです!
でも、調べると型はめブロックもいっぱいあるよね・・・
どれを買えばいいのかわからん・・・
1歳前後なら、立体の型はめパズルをおすすめします!
今回の記事では、型はめパズルの知育効果と、おすすめの型はめパズルの紹介をしていきます。
紹介する型はめパズルは、すべて実際に娘と一緒に遊んだものです。型はめパズルが欲しいけど、どれを買おうか迷っている方の参考になればうれしいです!
おすすめの型はめパズルを今すぐ知りたい!という方は、こちらからどうぞ!
型はめパズルってどんなおもちゃ?
型はめパズルは、その名の通りブロックを型にはめ込むおもちゃです。
遊び方は単純ですが、指先が器用に動かせないと上手にはめ込むことができません。
さらに、色や形を合わせなくちゃいけないので、1歳前後の子どもにとってはけっこう難しいです。
遊びながらこういう能力を身につけられるんだね!
途中で投げ出さない集中力も身につきますね。
ただし、難易度の設定を間違えると難しすぎて飽きてしまい、遊ばなくなります。子どもが今どのくらいの動きができているのか、しっかり見極めることが大事になりますね!
ここからは、型はめパズルの知育効果についてさらに詳しく解説していきます。
型はめパズルの知育効果
指先を器用に動かす練習になる
ブロックを型にはめこむには、親指・ひとさし指・中指でブロックをつまむ必要があります。
5本指で握ってしまうと、型はめパズルで遊ぶのは難しいです。
ブロックの向きを調整しないと型にうまく入りません
5本指で握っていると、ブロックの微調整ができないもんね
最初は難しいかもしれませんが、試行錯誤を繰り返しているうちに、だんだん指先を器用に動かせるようになってきます。
最初のうちはパパ・ママが少し手伝いながら、遊び方を教えてあげましょう!
どうしてもつまむ動きができない場合、型はめブロックが難しすぎる可能性が高いです。そんなときは、指先でつまむ動きを鍛えることができるおもちゃで遊んでみましょう。
空間認識や形状を認識する力を育てる
型はめパズルは丸・三角・四角のような型に合わせてブロックをはめ込んでいきます。
最初は形状の認識が難しいので、三角の型に丸いブロックを一生懸命押し込もうとしたりしますが、徐々に形を認識し始めて、ぴったりのブロックを探し出すようになります。
娘も最初は手探りでしたが、一緒に遊んでいるうちにぴったりのブロックを探し出せるようになりました!
また、型にはめこむには高さや奥行きなどの空間をしっかり認識する必要があるので、空間認識の力も自然に身についていきます。
空間認識は僕の一番苦手なやつです・・・
苦手意識を持たせないためにも、早いうちから型はめブロックで練習しておいたほうがいいね
集中力を育てる
これは知育玩具すべてに当てはまるかもしれませんが、夢中になって遊んでいるうちに集中力が身についていきます。
ただし、あまり難しすぎると飽きてしまうので、難易度の設定がとても重要になります。
型はめパズルにもいろいろな種類があって難易度も様々なので、年齢や子どもが今できることに合わせたパズルを選ぶようにしましょう!
ここからは型はめパズルの種類と、難易度に合わせた選び方を解説していきます!
型はめパズルの種類と選び方
型はめブロックには大きく分けて「立体型」と「平面型」があります。
立体型は凹凸が多く持ちやすいため、指先でつまめるようになったばかりの時期でもしっかりつまんで持ち上げることができます。
平面型はようやく指先でつまめるようになった子どもにはつかみにくく、すぐに遊ばなくなってしまう可能性が高いです。
平面型は凹凸が少ないのでつかみにくいんです・・・。
つかめないと、パズルで遊ぶどころじゃなくなっちゃうね・・・
なので、まずはつまみやすく、型にもはめやすい立体型で遊んでみるのがおすすめです。
立体型で上手に遊べるようになってきたら、平面型のパズルにチャレンジしてみましょう!
ここからはおすすめの立体型はめパズルを紹介していきます!
おすすめの「立体」型はめパズル5選
ロックブロック
これぞ立体型はめパズル、という商品です。
正方形の箱に丸・三角・四角の型が空いていて、そこにブロックをはめ込んで遊びます。
特徴①:オーソドックスな型はめパズル
丸・三角・四角の3種類のブロックで構成された、一般的な型はめパズルです。
色も赤・青・黄色とカラフルになっており、色や形を教えるのに最適!
メーカーも有名メーカーであるボーネルンドなので安心です。
型はめパズルの購入に迷ったら、まずコレを購入しておけば失敗はありません!
特徴②:ブロックがとがっておらず、安全性が高い
ブロックはなめらかなさわり心地で、全くとがった部分がないので安全性も高いです。サイズも大きめなので誤飲の心配もないですし、安心して子供を遊ばせることができます!
また、このとがっていないという特徴によって「型はめが成功しやすい」という特徴もあるんです。引っ掛からず滑るように型を通過していきます。
安全+難易度を下げる役割!初めての型はめにぴったりです!
特徴③:「鍵」という特徴的なパーツがある
このおもちゃの特徴は、「ロックブロック」の名前の通り鍵がついていること。鍵を鍵穴に差し込んで回すことで、実際に鍵を開けることができます。
とはいえ1歳前後ではまだまだ鍵を扱うことは難しいので、鍵で遊ぶのはまだまだ先になりそうです。
ギギギ、という感触とともに鍵が回るのは子どもにとって新しい刺激になります!
ロックブロックの気になる点
注意点というか、不便な点は「鍵のある扉からしかブロックを取り出せない」という点です。
この扉、すぐ閉まっちゃうんですよ。娘がなかなか取り出せずに泣き出すことがよくあります。開いたまま固定できるようになっていれば言うことなしでしたね。
また、型はめブロックの種類が3種類しかなく、遊び方のバリエーションが少ない、とも言えますが、あまりいろいろな機能がありすぎても混乱してしまうこともあります。
でも、初めて遊ぶならむしろこのくらいシンプルなほうが遊びやすいです!
ロックブロックをおすすめする人
難易度が低い型はめパズルなので、初めて購入する人や、すでに型はめパズルを持っているけど難しくて遊んでくれない人などにおすすめです!
また、ボーネルンドという有名メーカーのおもちゃですから王道の安心感もあります。おもちゃ選びに失敗したくないという人も安心して購入できますよ。
詳しくはこちらの記事にまとめていますので、もっと詳しく知りたい!という方はぜひこちらの記事も読んでみてください!
マッチングエッグ
マッチングエッグはたまごの形をした型はめパズルです。
見た目はかわいいですが、難易度は結構高め。
たまごを割るといろいろな形が出てくるんですが、丸や四角のようにわかりやすいものだけでなく、星やハートなんかもあります。
1歳で複雑な形を合わせるのは難しいです!
じゃあ1歳におすすめできないじゃん!と思われるかもしれませんが、難易度が高くてもこのマッチングエッグがおすすめできる特徴があります。
特徴①:たまごの形で興味を持ってもらえる
たまごの形は見覚えがあるのか、その楕円形に惹かれるのかはわかりませんが、、他のブロックよりも興味を持ちやすかったです。
娘はマッチングエッグを持ってくることがかなり多い!
まずおもちゃに興味を持ってもらうのが重要だもんね!
せっかく買っても遊んでくれないおもちゃもあったりしますが、マッチングエッグは心配なしです!
特徴②:たまごを割るだけでも指先の練習になる
1歳になったばかりくらいだと、すぐにたまごをくっつけるのは難しいかもしれません。
でも、マッチングエッグはくっつけることだけが目的ではないです。
たまごを割ったり、中身の形や色に興味を持って観察することだけでも十分知育になります!
たまごを割るだけといっても、いろいろな動きが必要になりますからね。
文章にするとよけいに難しく感じますね・・・。
何気ない動きも、一つ一つの動きを分解して考えると結構難しい・・・
逆に言えば、型はめパズルとしては遊べなくても、たまごを割るだけでこれだけ学べることがあるということ。
まだまだ型はめパズルはできない年齢でも、マッチングエッグで遊んでみる価値は大きいです!!
特徴③:段階的に練習ができる
マッチングエッグにはいろいろな形のたまごが用意されています。
なので、まずは簡単な形である丸や四角から練習し、徐々に複雑な形にチャレンジしていくことができます。
娘も1歳半になりますが、まだ全種類をくっつけることはできません・・・。
たまごの種類も12種類と多いので、段階的に長期間遊ぶことができます!
長く遊べるのはコスパ的にもうれしいね!
つまむことができるようになってから、長く遊べる型はめパズルが欲しい方におすすめです!
マッチングエッグの注意点
マッチングエッグはとてもおすすめできるおもちゃですが、注意点がひとつ。
すぐに散らかって片付けるのがとても大変です!!
娘だけかもしれませんが、ケースを開けるとまずひっくり返してすべてのたまごを出します。
わーお・・・大変
たまごは丸いので、どんどん転がっていきます・・・。
そして、割ることにハマるとひたすらたまごを割り続けるんですが、もともと12個あるたまごが2つに割れると・・・24個のパーツになりますね!
24個のたまごが部屋中に転がることになります・・・
それはなかなか壮大な景色になりそうだね・・・
うちでも何回かたまごの半分が無くなり、大捜索をした経験があります・・・。みなさんも、遊ぶ際はソファの下などに入らないよう気をつけながら遊んでください・・・。
マッチングエッグをおすすめする人
ちょっと難易度が高めですが、いろいろな遊び方ができるのがマッチングエッグのいいところ!長く遊べる難易度が少し高めの型はめパズルを探している方におすすめできます。
娘のお気に入りのおもちゃであるマッチングエッグについては、こちらで詳しく紹介しています。購入を少しでも検討されている方は、こちらも読んでみてくださいね!
形が揃う木のおもちゃ
こちらのおもちゃはロックブロックよりも難しい、星形や6角形の型はめがあるのが特徴です。
また、型はめ以外にもいろいろな遊び方ができるので、長く楽しめるおもちゃになっています。
特徴①:野菜やくだものの形に興味を持ってもらいやすい
絵本などで見覚えのあるくだものの形をしていることで、子どもが興味を持ちやすいです。
また、このおもちゃの最大の特徴といってもいい「にんじん」もあります。これは型はめというよりも収穫体験です。
にんじんを引き抜いたり差し込んだりが楽しいみたいです!
まずは見た目から興味を持ってもらえることは重要ですね!
特徴②:型はめ以外に色々な遊び方ができる
形が揃う木のおもちゃは、型はめ以外にも様々な遊び方があります。
型はめ以外にも、指先の動きを練習できる遊びがいっぱい!
野菜やくだもののブロックはそのままおままごとにも使えるので、長く活躍してくれます。娘はよくにんじんをフライパンで炒めていますね。
いろいろな遊び方ができる型はめパズルが欲しい方におすすめです!
形が揃う木のおもちゃの注意点
気になる点は、一度型にはめ込んだブロックを出しづらいこと。
ゴムバンドを引っ張ってブロックを取り出す仕組みになっているんですが、子どもが自分で取り出すことは難しいです。
大人がブロックを出してあげなくちゃいけません・・・
もうちょっと取り出しやすい仕組みにしてくれると助かるなー、と遊びながら感じていました。
形が揃う木のおもちゃをおすすめする人
いろいろな遊び方ができる型はめパズルなので、長期間遊べるおもちゃを探している人におすすめできます。
型はめパズル自体の難易度は高めなので、少し難しい型はめパズルを探している人にもおすすめできますよ!
くるくるチャイム
これは型はめパズルなのか・・・?
丸い穴にボールを入れるっていう意味では型はめかなと思って・・・
子どもってやっぱり動きのあるものにすごく興味を持ちますよね!
特徴①:ボールが転がるのが楽しい
ボールがくるくると転がっていくのがすごく楽しいらしく、もう延々と見ていられます!
自分でボールを入れられるようになってからは、一人で楽しそうに遊んでいます。
転がして遊ぶタイプのおもちゃの入門編といった感じ!
型はめパズルと言えるかはなんとも・・・ですが、楽しいおもちゃであることは間違いないです!
特徴②:音の刺激もある
「くるくるチャイム」という名前だけに、音による刺激もあります。
一番下までボールがころがると、「ちりーん♪」と音がなる仕組みです。
連続で鳴ると楽しいらしく、いっぺんに何個もボールを入れています
ちりちりちりちりーん♪
特徴③:一人でも集中して遊べる
くるくるチャイムはボールが下まで転がると自動的にボールが出てくるので、ボールを取り出してあげる手間がありません。
なので、子どもだけでひたすら集中して遊び続けることができます!
ちょっと子どもから離れて家事をしたりできます。
ただし、くるくるチャイムにつかまって立ち上がろうとして、おもちゃと一緒に倒れそうになったことがあるので、くれぐれも長い時間目を離さないように注意です。
動くボールや音遊びが好きなお子さんにおすすめです!
くるくるチャイムの注意点
注意点は、ほかのおもちゃを入れてしまい詰まりやすい点です。
おままごと用のだいこんやとうもろこしがよく詰まっています
でも、不器用な僕でも簡単に取り外しができるくらい簡単に分解できるので、詰まってしまっても全く問題はありません。
たまに問題なく転がっていくものもあるのでちょっと面白いです。
壊すなよ・・・?
くるくるチャイムをおすすめする人
動くものに興味を持つようになったお子さんがいる方にはぜひ試してもらいたいおもちゃです。音の刺激もあるので、びっくりするくらい飽きずに集中して遊んでくれます。
また、一人で遊べるおもちゃを探している方にもおすすめできますよ!
くるくるチャイムについては、こちらの記事で魅力を存分に紹介していますので、少しでも興味を持たれた方はぜひ見ていってください!
アンパンマンおおきなよくばりボックス
こどものおもちゃの定番、アンパンマンです!
この「アンパンマンおおきなよくばりボックス」のなかに、型はめパズルも搭載されています!
特徴①:26種類の遊び方がある
「よくばりボックス」の名前の通り、型はめパズルを含め26種類もの遊び方が搭載されているすごいおもちゃです。
もちろん型はめパズルもありますが、それ以外にも多彩な遊び方ができます。特にキャラクターの声や音を使った遊びが特徴的です。
型はめパズル以外にも指先を使う遊びが多い
アンパンマンおおきなよくばりボックスには指先を使う遊び方が多く取り入れられています。
ボタンを押したり、鍵を差したり、ケチャップを出したりといったバリエーション豊富な遊び方が魅力です。
詳しくはこちらの動画をどうぞ!
アンパンマンに子どもは夢中!
なんといってもアンパンマンが魅力!
ハマらない子どもはほぼいないといってもいいアンパンマンのおもちゃなので、「買ったけど遊ばなかった」という事態になりにくいです。
当たり外れが少ないので、プレゼントにおすすめできるおもちゃですね!
アンパンマンおおきなよくばりボックスの注意点
注意点はけっこう大きくて場所をとること。幅 35 x 高さ 31 x 奥行き 33 cmという、なかなかのサイズ感です。
すごく優秀なおもちゃですが、どこに置いて遊ぶかイメージしてから購入することをおすすめします。
アンパンマンおおきなよくばりボックスをおすすめする人
「よくばり」だけあって、これでもかといわんばかりの遊びが詰め込まれています。型はめパズルだけでなく、いろいろな遊び方で遊んでほしいという方におすすめです。
また、アンパンマンが大好きなお子さんであればほぼ間違いなく気に入ると思います!
「アンパンマンおおきなよくばりボックス」の詳細については、こちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみてください!
まとめ
今回の記事は「1歳前後から遊べる型はめパズル」の紹介でした。
型はめパズルは、今後必ず必要になる指先の器用さや、空間や形状の認識の力を確実に高めてくれるおもちゃです。
最初から型はめパズルとして遊ぶことは難しくても、できる遊びから始めることで徐々に遊ぶための力が身についていきます。
早いうちから指先を使う経験させてあげることが大切です!
指先を上手に使えるようになったら、積み木やブロック遊びなどのほかの遊びにもチャレンジできます!
指先を使う入門編のおもちゃとして、ぜひ立体型はめパズルで遊んでみてください!
積み木やブロック遊びのおもちゃも探している方は、以下の記事もぜひ読んでみてください!
おもちゃ選びで悩んだら「サブスク」も検討しよう!
ここまでいろいろな型はめパズルの紹介をしてきましたが、どれも魅力的なおもちゃで決めきれない、という方もいると思います。
じゃあ何種類か購入してみようと思っても、どのおもちゃも3,000円以上するんですよね。2種類のおもちゃを購入すれば6,000円は軽く超えてしまいます。
気に入るかわからないし、いろんなおもちゃを試してみたい・・・
そんな悩みを解決する方法があります!
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おもちゃのサブスクサービスについてはこちらの記事で解説していますので、ぜひ読んでいってくださいね!
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